DCアドバイザー(企業年金・退職金制度のコンサルティングを担う専門資格)の資格試験を実施する団体DC協会、ロゴマーク
 

資格について

Q1 DCアドバイザーとはどういう資格なのですか?
Q2 試験制度はどのように変更になりましたか?
Q3 合格レベルはどれくらいですか?
Q4 受験のための勉強をしたいのですが、何かいい教材はありませんか
Q5 資格をとったらDC協会は仕事を紹介してくれるのですか?
Q6 試験に合格すると、ずっと合格者としての権利は続くのですか?
Q7 合格のラインはどの位ですか?
Q8  受験を取りやめたいのですが、返金してもらえますか?
Q9  年金・退職金総合アドバイザーとはどういう資格なのですか?
Q10 DCアドバイザーと年金・退職金総合アドバイザーの二つ資格を取った場合、年会費は2万円ですか?





Q1 DCアドバイザーとはどういう資格なのですか?


A1
 確定拠出年金制度(Defined Contribution Plan)のスタートを機会に2001年に創設された資格で、確定拠出年金の実施、運営、活用等に関し企業や従業員、個人事業主に総合的にアドバイスできる能力を持った人材です。確定拠出年金は実施する企業にとっては人事労務、財務、税務等経営全般に関連する問題を含み、従業員にとっては資産運用、金融知識、リタイアメントプランなどの知識が要求されます。

こうした幅広い分野の問題解決に携わることになるため、単なる年金の専門家ではなく知識や情報も広く深いものが要請されます。

その他のDCアドバイザーとして必要な知識はオンラインセミナーでいつでも学習できる体制とします。
資格をもった方がどのような活動をされているかはインタビューをご参照ください。

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Q2 試験制度はどのように変更になりましたか?


A2
 確定給付企業年金制度とその他私的年金(中退共等)投資教育にかかわるための知識についてはセミナー受講(オンライン)が必須になります。問題は10問が出題されます。運営管理機関に従事する方は受講は免除されます。年金・退職金総合アドバイザー講座を受講された方も免除されます。



Q3 合格レベルはどれくらいですか?


A3
 試験問題は45問ですべて4択一問題になります。(100分)なお、Q2での免除者の方は35問の出題です。(90分)過去の問題傾向に沿った出題です。基本的な制度を知り、法改正についてよく理解していないと解けない問題も含まれています。6割から7割が合格の目安です。



Q4 受験のための勉強をしたいのですが、何かいい教材はありませんか?


A4
 DCアドバイザー試験の範囲は広いのですが、試験によく出るポイントをまとめたテキストを協会で発行しています。(CDまたは、プリント版)
出題傾向は過去問題を基本に構成されますので、過去問題及びその周辺事項を研究していただくことが肝心です。
ただし、試験の傾向は過去問題の傾向重視です。受験の場合は過去問題の勉強は必須といえます。過去問題は協会からCD版またはプリント版のかたちで発行されています。


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確定拠出年金に関しては、厚生労働省の政省令解釈通達(平成14年3月29日 障発第0329010号)が詳細を知るうえで貴重です。また同省のホームページには確定拠出年金Q&Aが掲載されていますので参考になります。



Q5 資格をとったらDC協会は仕事を紹介してくれるのですか?

A5
 退職金コンサルティングに関しての紹介の予定はありません。ただし、すでにDCを導入した企業の投資教育は今後ますます需要が高まることが考えれ、協会にご登録したDCアドバイザーにはご紹介の可能性はあります。

DCアドバイザーという有能な人材が社会の中で役立てるように支援して行くこと、当資格が社会的に認知してもらえるよう働きかけていくことも協会の責務と考えます。当然、DC協会には各方面から様々な情報が集まりますので、どこでどのような業務的需要があるというような情報も提供してまいります。



Q6 試験に合格すると、ずっと合格者としての権利は続くのですか?

A6
 合格者の場合、一定の期間(合格後6カ月程度)以内にDCアドバイザー登録をし、協会の認定会員(入会金10,000円、年会費10,000円)になると、DCアドバイザー資格保持者として認定されます。登録期間内に入会手続をしなければ、合格者としての権利は失われます。




Q7 合格のラインはどの位ですか?


A7
 各回の平均点によって多少異なりますが、65%前後がボーダーラインになります。
 午後の部のC−確定拠出年金制度全般−については特にDCアドバイザーにとって重要な分野ですので、Cの得点が際立って高い場合は合格の際にA、Bが合格点に満たされていなくても、合格の可能性はあります。



Q8  受験を取りやめたいのですが、返金してもらえますか?


A8
 申込後の受験料の払い戻しや次回以降の試験への繰り越しは出来ません。(※DCアドバイザー試験の実施が中止の場合のみ受験料を払い戻しいたします。)



Q9  年金・退職金総合アドバイザーとはどういう資格なのですか?


A9
 DCアドバイザーは企業の退職金コンサルティングができる人材をめざしています。年金・退職金総合アドバイザーは企業内の年金担当者、年金相談に係るFP、導入企業に勤める加入者等を対象にし協会が認定する所定の研修・eラーニングを受講した方に付与する認定資格で、下記の人材の育成を目指しています。
 ・確定拠出年金をはじめとする公的・私的年金全般にわたる基本的な知識がある
 ・金融商品、投資からライフプランに関する総合的な知識がある
 ・確定拠出年金の加入者、導入企業担当者に説明ができる
 ・加入者への投資教育、個人に豊かな老後のライプラン提案ができる

所定の研修を受けた受講者は所定の手続きを経てDC協会に登録することができます。(入会金1万円、年会費1万円)DC協会に登録するとDCおよび企業年金に関する情報提供を受けることができます。(セミナー等の会員価格での受講・会報誌の無料購読等)
「年金・退職金総合アドバイザー」と名刺に印刷することで、ライフプランの相談が増えた、などの声がきかれます。
ちなみに、認定試験に合格したDCアドバイザーは会員証に「DCアドバイザー」と「認定・退職金総合アドバイザー」の二つの資格が明記されます。



Q10 DCアドバイザーと年金・退職金総合アドバイザーの二つ資格を取った場合、年会費は2万円ですか?


A10
DCアドバイザー、年金・退職金総合アドバイザー両方登録しても1万円です。
書類のご提出のみです。
年会費については年額1万円、年金・退職金総合アドバイザーとしてご登録の際は入会金を1万円いただきますが、これはDCアドバイザーに合格した際は不要です。
年会費もあくまで、年1万円ですので、たとえばこの秋の講座で年金・退職金総合アドバイザー講座にご登録された場合、最初に入会金と年会費で合わせて2万円がかかります。
が、12月の試験でDCアドバイザーに合格された場合は、すでに入会金・年会費はいただいているということで特に費用はかかりません。



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