鈴木 一成さん
企業はもっと確定拠出年金(DC)の意義を

~企業型DCで従業員のウェルビーイング実現のサポートを~

鈴木一成さん写真
Q DCを社労士活動のテーマにしようと思った理由を教えて下さい。

DCは自分自身の経験からも意味ある仕事と感じています。(鈴木様のご経歴は次頁をご参照ください。)特にDC制度の重要な意義は以下5点で特に最後の部分を大事しています。
1 何より自身の資産形成に役立つ
2 資産運用を通して学ぶことは多い
3 企業の担当者は変わっても継承すべき意義がある
4 企業型DCであれば会社側からのメッセージを込められる
5 「年金」を通して伝えられる事は とても広くて大きい

 上記の意義を伝えることができれば、 「お金」を通して生活すること・働くこと=ライフプラン⇒キャリアプランに密接に関わります。公的年金をはじめとした社会保険の理解にも役立ちます。それは加入者自身のキャリア形成・働き方の選択に大きく関わってきます。  企業型DCであればセミナーを通して従業員のウェルビーイング実現のサポートという大きな役割を担うことができると思っております。こういったことを伝えたいと志しました。  65才になる2025年からは再雇用契約が終了するので社労士として企業型DCの導入・運営のサポート、投資教育・ライフプランセミナー等を含めて幅広くセミナー講師としても活動の幅を広げていく予定です。  自身の経験と実生活で学んだ事が数多くあります。金融機関出身でもない私が、セミナー参加者と同じ目線で語れる講師であり続けたいと思っています。

Q DCアドバイザーを知ったのは?

 知人からの紹介(DCアドバイザーの錦織隆生さん)でDCアドバイザー大会で事例紹介をしたのがご縁で試験を受けました。

Q DCアドバイザー資格の活用について教えてください。

 DC協会からの紹介で投資教育セミナーやDCセミナーを行ったことで、他社のセミナー状況を知ったり、人脈が広がったりしたことがよかったです。また協会のホームページを充実し情報発信の場として頂きたいと思っています。
 また協会のホームページを充実し情報発信の場として頂きたいと思っています。

Q  名刺のイラスト効果はありますか?

 D 名刺を渡すと「似てますね」と必ずと良いほど、言って頂きます。ここから会話も盛り上がります。セミナー資料でもワンポイントで使用しています。「講師からのメッセージ」といった使い方もしています。 (2024年9月実施)

鈴木一成さん似顔絵
鈴木 一成 (すずき  かずなり)
◆資格等 社会保険労務士・AFP・ファナンシャルプランニング技能士2級・D Cアドバイザー・企業年金管理士・DC協会講師・年金シニアプラン総合研究機構認定PLP講師・日本年金学会員
■経歴 事業会社にて物流部門、人事総務部等を経験の後、1998年人事部労務課に異動。社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険)を中心に担当する。その後厚生年金基金に出向。代行返上を行い、確定給付企業年金制度、企業型確定拠出年金制度(退職一時金からの移行)設計、経営層・従業員対応に携わる。同時に人事部企業年金課長としてDB制度資産運用並びに両制度の運営にあたる。2013年確定給付企業年金制度を完全精算終了と確定拠出年金制度の改定を行う。